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「どうでもいい人」ばかりが寄ってきて、自分が好きになった人には振り向いてもらえないという女性はきっと多いことでしょう。 「好きな人から好かれない」という恋に悩む女性にとって、これほど切実な問題はないと思いますが、実は、簡単なメカニズムなのです。 ★ここでは、好きな人の前で、ナチュラルな自分を出せば、緊張感から解放され、自分の魅力が発揮できてモテる可能性が高くなります。
あなたが好きになったのは、その男性に魅力を感じたからでしょう。 ですが、魅力ある彼なら、他の魅力ある女性が彼を好きになる確率も高いはずです。すると、その男性をめぐって競争が激しくなりますので、そこであなたが勝ち残る確率は低くなります。 これが「好きな人には好かれない」という現象のからくりが出来上がるのです。 ファッションにたとえると、わかりやすいかもしれません。 あなたがいま、欲しいと思っているブランド物のバッグは、きっと他の人も欲しがっています、すると、当然、値段が高くなるし、限定品になったりして、なかなか手に入らないでしょう。 恋人探しも同じです。
どうでもいい人の前だと自然に振舞えるのに、好きな人の前だと緊張して、不自然な自分になってしまうということがあります。 たとえば、顔の表情がこわばってしまったり、声がうわずってしまうと、口が開かないから、会話も弾みようがありません。 また、何かの拍子に好きな人の体がフッと自分の体に触れたとき、緊張のあまりビクッと引いてしまう。すると相手は、避けられたのだと勘違いして、「俺のこと、嫌いなのかな」と思ったりします。
では、どうして好きな人の前で、こんなにアンナチュラルになってしまうのでしょう。それはまさに、「好きだから」です。つまり、好きだからこそ「嫌われたらどうしよう」と思いつめ、その結果、顔の表情から行動までがすべて固くなるということです。 ★人間はナチュラルな状態でいるときこそ、その人の魅力が発揮されるものです。 だから、好きな人の前では、あなたの素敵な部分が十分発揮されずに終わります。すると、競争率が高い中、ますます彼に選ばれる確率は低くなってしまいます。 ただ、好きな人の前で「緊張するな」と言っても無理かもしれません。 だとしたら、「あなたと話しているから、舞い上がっているのかも」などと言えるといいですが、面と向かっては恥ずかしいという女性は、あとからメールで「さっきは私、ちょっと緊張しちゃってました」というのでもいいでしょう。
★「ナチュラルな状態のときに、その人の魅力が発揮される」というのは心理学の基本です。 逆に言えば、「どうでもいい人」に好かれるのは、ナチュラルに振舞えた結果なのです。 嫌いな人は別として、好かれようと好かれまいとどっちでもいい、という人の前では、ナチュラルな自分でいられるはずです。すると、まず自然と表情が豊かになります。 「こんなこと言ったら嫌われちゃうかな」などと考えないのでイキイキ話ができるし、その内容もきっと面白いはずです。つまり、あなたの本当の魅力が発揮されるわけです。 だから、相手はあなたに惹かれます。そしてあなたは、「別に、断られてもいいや」と思うから、気軽に自分から相手を誘うでしょう。すると、相手は「ひょっとして、自分に気があるのかな」と思います。だから、がぜん勇気が出て、あなたにアプローチをしかけてくるというわけです。
女性としては、「好きでもない人から好かれたって、なんにもならない」と思うかもしれませんが、そうではありません。その人はあなたの魅力をいちばんよく知っているわけで、そしてあなた自身も、その人と一緒にいて変に緊張することなく、とてもリラックスした気分でいられるはずです。 ★長く付き合うためには、「一緒にいてリラックスできるかどうか」は重要なポイントです。それを考えると、ひよっとして、「どうでもいい人」はあなたの最高のパートナーかもしれないのです。 少なくとも、「そんなこともあるかもね」と頭の片隅で思っておくといいのではないでしょうか。きっと、恋のチャンスが広がるはずです。
★恋のチャンスは思いがけないところに転がっているもの。 ★好きでもない人はあなたの魅力をいちばん知っているかもしれません。 |
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