|
どんなに仲の良いカップルでは、彼女は彼の気持ちが分からない、彼はどうしたら彼女が喜んでもらえるか分からないなど、恋愛における気持ちの温度差は、男性と女性とではまったく異なっているようです。 そのことが原因で別れてしまうカップルも少なくありません。 温度差は、恋愛の盛り上がり度だけではなく、価値観、人生観、恋愛観、食事のマナー、話し方ひとつをとってみても、考え方に温度差があり、普通には、それを解消する手立てはありません。 ですが、解消できないからといって、いつも恋愛に終止符が打たれても大変ですので、たとえ相手の気持ちが理解できず、二人の気持ちに温度差があったとしても、恋愛を成就させるためには、お互いが歩み寄る姿勢が大切です。 ★ここでは、恋愛成就のために温度差が生じる根本的な原因と解消する方法について、ご紹介しましょう。
男女の間に限らず、男と男、女と女の間にも、相手を思う気持ちの温度差は存在するはずです。考え方やものの見方や、決断の下し方や、その他いろいろな場面で人間一人ひとりの個性による違いが生じるので、同じ環境で長く生きてきた兄弟にも、それがあるのは当たり前です。 ましてや、まったく違う環境で生きてきた男女が恋をしたら、趣味一つとってみても、理解するのはなかなか難しいものです。最初のうちはあばたもエクボですから、ヨシヨシとまるで子供に接する母親のように見守ってあげられるでしょう。しかし、いくつも季節を重ねるたびに、それもだんだん変化していくでしょう。
男と女は同じ生き物ではないと思うことです。男なんて女に尽くす働きバチぐらいに思っていたほうがいいのかもしれません。女は男のエネルギー源なのです。 しかし、男が女のエネルギー源かというと、必ずしもそうではありません。女には子供を産むという、偉大な能力があります。それは決して男にはかなわないことであり、それゆえに女には男を超えた力が備わっています。 男がこの世にいられるのは女がいるからであり、そういう意味では女性はまさに神のような存在です。それほど女は偉大なのです。でも、なぜかほとんどの男は、自分が女よりも優位な場所にいると勘違いしています。
そんな二つの「性」がいつも同じ気持ちでいられるなどと、思うほうがおかいしいのです。温度差があって当然なのです。 同じ一本の時間の上に、一組の男女が乗っているなら、その時間をスムーズに進ませるためには、男は女に一歩も二歩も譲ること、できれば神のように思っていたほうが平穏無事でしょう。 男の技量の大きさは、仕事ができるとか、出世をしたとか、料理ができるとか、体力があるとかではなく、女性を神のように思えることではないでしょうか。それこそが男女の愛情の温度差の望ましい形です。 女性であるあなたは、おおらかな気持ちで相手の男性を見つめ、そのように教育することです。 |
|
||||||||||
Copyright (C)2015. 男心がわかる恋愛心理学講座.All rights reserved. |