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一番いいのは、それが本当に欠点であるならば、彼にきちんと話して説得して直させることですが、なかなかできないものではないですね。 結局、自分一人が泣きながら、見ないフリをして済ませてしまう場合が多いことでしょう。とにかくこの世の中には、我慢しなくてはならないことが多すぎて、身も心もストレスだらけになっているのが現状です。 上の階に住んでいる人間の足音が響くとか、マンションの管理人がいつも膨れっ面で気分が悪いとか、毎日の生活の中ではいろいろな問題が生じますが、恋愛中の彼の嫌いな部分や欠点も、実はそれと同じようなものです。 直してほしいけれども、言うに言えなくて我慢。仮に言ったとしても、素直に聞いてくれなくて喧嘩になったりと、うまくいかないものです。 ここでは、少しでも彼の欠点をうまく受け入れる方法についてご紹介しましょう。
ですが、そういう欠点との付き合い方は、本当は簡単なのです。あなたが彼の欠点を拒否するからストレスになったり喧嘩になったりするのですから、逆に受け入れてしまえばいいのです。 平気で犯罪を犯すとか、よほど重大ものは別として、性格的なことや日常の些細なことなら受け入れてしまうのです。彼の言動の中にその欠点が表れても、それに反発しないことです。 妥協するのとは違います。 ★「そういう人なんだ」と受け入れるのです。 あなたにとっては嫌なのかもしれませんが、一緒に染まってしまうのです。相手に遅刻癖があるなら、あなたもそれに合わせて約束の時間に遅れていけばいいのです。
嫌だ、嫌だ、と引いていては前に進めません。喧嘩とストレスが残るだけです。ですから、一緒のときはそれを一緒になって楽しむようにするのです。大変かもしれませんが、「あら、今日は30分しか遅れなかったわね」と笑って言えるくらいでいいのです。そして頃合を見計らって、一緒にその欠点を直していくのです。 ただし、あなたがその欠点に染まりきってしまわないように、一人になったら自分の生活に戻りましょう。少しずつ彼に分からせることが大切です。ストレートに言い聞かせようとしても、簡単には納得しないはずです。 彼の欠点とは、彼の生活でもあるのです。その生活を真正面から否定することは、相手を認めないことにつながります。楽しみながら、少しずつ改善の方向を探りましょう。
相手のことを何でも聞ける気持ちがあるのは、本当に素敵なことです。 ★何でも相手に合わせることで、その人は愛を表現しているのです。決して愛する人の言いなりになっているのではありません。 愛する人の言うことに納得して、行動を一緒にしているのです。相手の言うことを聞くのが、きっと好きなのです。相手の言うことに、いちいち感心しながら微笑んでいるのです。 それをそんなものは愛じゃない、と言う人こそ勘違いもはなはだしいのです。愛に一般的な表現などなく、皆が抵抗し合ったり反発し合ったりしているから、それが愛なんだと思わないことです。 言いなりになったり、されるままになったりしても、それは間違いなく純粋で高貴な「愛」の表現なのです。つまり「愛」に一般的な表現はないということです。それぞれの形の中に、世界でただひとつの愛が存在しているのです。 あなたの彼が、何でも合わせてくれたり、何でも聞いてくれたりする人なら、あなたはもっとその人のために合わせてあげるといいでしょう。聞いてあげるのです。そんな愛こそ、世界一とは思いませんか。 |
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