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外見や見た目で好きになった恋愛を「一目惚れ」と言われ、運命的な出会いのように感じますが、ある調査によれば、こういう恋愛関係は思った以上に多いという結果が出ています。 外見から入った恋愛は、時間をかけて好きになったわけではないので、うまくいくのか不安になることがあるでしょう。 たとえば、一目惚れは外見のみで判断していますから、いくらカップルが盛り上がっても、いずれ目が覚めて別れるときが来るのではないかと、周囲の人は思っているかもしれません。 ですが、外見から入った恋愛は離婚率が低いという結果もあります。 その理由としては、一目惚れはまず外見で惹かれ、それから内面に惹かれ、2回恋に落ちてしまうからのようです。
外見が好みの人と恋愛すると、確かに「長続き」という時間的なことで考えれば、そのようなことはあるかもしれません。 一般的には内面的にも魅力を感じて好きになったほうが長続きする、と言われますが、外見から入った恋愛も、そんなに捨てたものではなさそうです。 ★「好き」という感情は同じです。外見から入ろうと、内面から入ろうと同じです。その出会いをどのように育てていくかが大切なのです。 なぜなら、外見からはいると、まずその人の外見に惚れる時間があります。たぶん、それに費やす時間はけっこう長いでしょう。その人の顔やスタイル、瞳の形、笑ったときの輝きが好きなどというふうに、自分を引き付けたその姿をじっくり見るという行為が続きます。 そして、ある時間から、内面を掘り下げていくようになります。まず、「見る」、次に「調べる」という行為へと続いていくわけです。
★見ていて飽きない、という表現があります。 人間の心理として、見て好きだと感じるものは、イメージを膨らませてくれるのです。想像力をどんどん活性化してくれ、外見的に惚れた人のことは、日常のあらゆる場面に置き換えて、生き生きと想像できるのです。 その人が哀しんでいるときのことを、二倍も三倍もリアルに想像できてしまうのです。喜んでいるときも同じです。逆に相手を困らせたときを想像してみても、その表情を思い浮かべて、一種の支配欲が満足するのを感じてしまうのです。 人に対する感情を深く深く掘り下げていくと、不思議なほど愛おしさが増していくものなのです。 人間に対してだけでなく、すべてのことについて同じことが言えるのではないでしょうか。絵や景色や食べ物や服装だってそうです。見て好きだと感じるものは、私たちの想像を大きくかき立て、心に深く刻まれて、そう簡単に忘れることはできません。 そういう結果として、外見で惚れた人との仲が長続きすることは、よくあることです。 |
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