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「性」のあり方も多様化している現在、セックスフレンドとかセフレという言葉がはやっていますが、要するに、セックスフレンドとは、恋人でもない、愛人でもない、セックスだけの繋がりの関係が継続しているフレンドという意味です。 そのほか、キスのみでセックスはしない相手を指す「キスフレ」など、「付き合いたくはないけどセックスはしたい」「セックスはしたくないけどキスはしたい」という微妙な感情を満たしてくれる関係性が成り立っている場合もあるそうです。 こういうセックスフレンドの関係では正常な恋愛関係が成り立つはずもなく、どちらかが犠牲になっているはずです。 愛しているわけでもなく、金銭関係もなく、お互いに求めているのは体だけの関係だけというのは、大きな問題を抱えています。 ★ここでは、恋人同士ではありませんが肉体関係で繋がっているセフレに焦点を当てて、どういうところに問題が発生するのかを検証してみましょう。
セックスフレンドという関係は、お互いが納得していれば、人がとやかく言う必要はありませんが、実際には、相手が純粋に恋愛として考えているにもかかわらず、あなたが一方的に「あの人はセックスフレンド」と決め込んでお付き合いしているなら問題です。 ★お互いの気持ちに大きなすれ違いが生じています。 よくあることなのですが、性的な関係ができるほどだから、これは愛し合っているのだと一生懸命尽くしたり、気持ちを込めたりしている人に対して、ただのセックスフレンドだと勝手に思い込み、満足してしまっている人がいるのです。 こういう場合は、愛し合っていると思っている側は、相手に対して細やかに尽くしてしまい、相手はさらに図に乗って、快楽のためだけに相手を利用します。純粋な人の気持ちを。まさに逆手にとったやり方です。 そんなの知らなかった、では済まされません。一人の人間の気持ちを、そして性を弄んだのです。そんな両者の心に行き違いのあるセックスフレンドの関係は、絶対許されるものではありません。 本当なら、セックスフレンドなどという言葉自体、あってはならないものではないでしょうか。愛があるセックスなら許せる、しかし愛がないセックスは許されない、とは昔からよく言われていることです。もちろん、愛が無ければ絶対してはいけないとは誰にも言えません。なぜなら、それは本人たちが納得していればいいことだからです。
いつか振り返ったとき、心の中に暗い影を落とすかもしれません。一瞬一瞬の生きる喜びをつなげていきたいと願うのが人間です。その一瞬を後悔しないためにも、いつも自分の本当の気持ちで生きたいとは思いませんか。 二人が納得している関係でのセックスフレンドなら、人がとやかく言うことでないかもしれませんが、本当に欲望のためだけのそれであるなら、人間としてどこか違うように感じます。 セックスフレンドという関係の多くは、どちらかが自分の気持ちを押さえつけているのが実態です。 ★どちらかが、やり切れない気持ちで我慢していることを忘れないようにすることです。 |
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