|
恋人が遠距離にいると、自分の住んでいる町に彼がいない、自分だけの人間関係や生活空間が生まれてきて、それが普通の状態になるものです。 若い頃の恋愛は、どちらからともなく告白したり、告白されることで、恋愛が発展したのではないでしょうか。学生時代は、クラブ活動やサークル活動などが盛んで、自然と男女が一緒にいる環境ができあがっていたので、受け身であっても、出会いがあったり恋人ができたものです。 ですが、社会人になると、仕事が忙しいこともありますが、なかなか男性と女性が自然と知り合う機会も少なくなるため、自分から積極的に異性のいる場所に行って、自分から関わっていかなければ、恋愛ができないまま時間だけ経ってしまいます。 ★これまで異性へのアプローチを試行錯誤しながら恋愛を成功させてきた恋愛経験豊富な人もいるでしょうが、ここでは、恋愛経験の少ない人が、どのようなアプローチの方法や基本を実践すれば、恋愛を成功させることができるかを中心に紹介しましょう。
★好きな人へのアプローチの基本の1点目は、異性と仲良くなるためには、「@自分から話しかける」、「A異性から話しかけられる」、「B友だちに紹介してもらう」「C男女が出会える場所に出向き出会いの輪を広げる」の4パターンしかありません。 このうち、Bの異性から話しかけてもらうためには、それなりのスタイルや美貌がないと難しいでしょうが、自分から話しかけたり、男女が出会いやすい場所に足を運び、出会いの輪を広げることは、基本的に誰にでもできるアプローチの基本です。 とくに、「異性と会話するのは苦手」とか、「コミュニケーション能力が低い」と思っている人は、まずは、出会いの輪を広げるために、社会人講座とかスクールに通って、出会いのチャンスを広げて増やしておくことです。 恋愛運だけでなく、すべての人生に起きる最良のチャンスというのは、積極的な行動から始まるのです。 ★そのための方策として手っ取り早いのが次のようなスクールに通うことです。 (1) スポーツクラブの格闘技系 合気道、空手、柔道、剣道 こういうクラブは、頑張れば護身術になるし、当然ダイエットにも効果がありますが、それよりも、ほとんどが男のスポーツであるため、男性と知り合う機会が断然多くなることです。 (2) 格闘技以外のスポーツクラブ テニスクラブ、バドミントン、卓球 これらのスポーツクラブは、男女とも参加しているケースが多いですが、運動して健康にも美容にも良く、また男性と知り合うチャンスも広がります。 (3) 資格系教室 ワープロ教室、パソコン教室、簿記教室 特にコンピュータ教室などは、本格的に勉強してみようかとか、本格的な資格を取ろうと意気込んでいる人が多いですから、異性にちょっかいを出すほどの余裕がないかもしれません。 (4) 伝統芸能 お茶、生け花 この世界は基本的に女性が多いですから、男性にとってはいいチャンスかもしれません。
★好きな人へのアプローチの基本の2点目は、好きな異性に顔を合わす回数を増やすことです。 好きな彼や彼女がいても、顔見知り程度だと、たとえどんなに会いたくなっても、「今から、部屋に行ってもいい」とか「今度、会えないかしら」などと、いきなり、電話をしたり、メールすることは、たとえ恋愛経験が豊富な人でもできないでしょう。 普通に異性と待ち合わせて会おうとするなら、それなりの恋愛の手順やアプローチの基本を踏んでいないと、難しいものです。 それでは、顔見知り程度の異性に、どうして会うことができるのかといえば、それは、好きな相手から何かを借りたり、あるいは、相手に相談に乗ってもらうなどして、顔を合わす回数を増やしていくのがアプローチの基本であり、方法です。 ここでは、職場の飲み会の連絡について考えてみましょう。 @ Aくんには、イントラネットで飲み会のメール連絡をする。 A Bくんには、机の上に飲み会のメモを置いておく。 B Cくんには、周囲に人のいないのを確認して、直接出向いて連絡をする。 まず、彼に近づこうとするのなら、直接顔を合わす回数を増やすのが一番手っ取り早く、人間は顔を合わす回数が多いほど、親しくなっていくという原則がありますので、Bの方法を採用するのがベターです。 心理学では、「単純接触の反復効果」と言って、「会う回数に比例して、相手とつき合える可能性が高まる」ということです。 とくに、お互いの恋愛感情を高めていくのは、できるだけ多く接触して会うことが大切ですので、たとえ仕事の連絡であっても、職場のメールでやり取りするのではなく、できるだけ出向いて行って連絡なり、報告するのが最良のアプローチの方法です。 あるいは、彼がジャズに興味があって、音楽CDをいっぱい持っているとすると、「私もジャズを聞いてみたいなあ。どんな曲がいいですか?」と彼に頼んでみれば、ふつうの男性なら、待ってたと言わんばかりに、自分の好きなジャズの曲を貸してくれるでしょう。男というのは、自分の好きな趣味に興味を持ってくれる人を必ず好きになっていくものです。 もし、運よく借りれたら、次はまた返しに行くとか、お礼にランチをおごってあげるとか、会うチャンスはどんどん広がっていきます。
★好きな人へのアプローチの基本の3点目は、ネット恋愛でアプローチの方法を練習してマスターしておくことです。 恋愛ネットという言葉がありますが、最近は、ネットで知り合って恋人に発展するケースも少なくないようです。ネット恋愛にも、いろいろなサイトがあるようですが、一般的には、無料の会員登録をすれば、相手のプロフィールや写真なども見ることができます。 たとえ内気な人であっても、チャットや出会い系サイトで、気軽に恋人を見つけることもできるでしょうし、あるいは、擬似恋愛をいろいろ体験して、好きな人へのアプローチの仕方や方法がマスターできるのもいいのではないでしょうか。 最近のツイッターなどを見ていますと、面と向かって対話するのでなければ、好き放題につぶやいたり、意見を書き込む人が多いように、ネット恋愛なら、男性とあまりつき合ったことがなく、何をしゃべっていいのか分からない女性でも、自分の感情や気持ちを素直に出すことができるものです。 ただし、ネット恋愛では、あまり深入りしすぎたり、期待しすぎるのは禁物です。 男性はエッチ目的とか遊び心で、ネット恋愛を活用している人が多いため、釣り上げても釣り上げても、期待はずれの小魚ばっかりで、お目当ての鯛やヒラメが釣れることなどめったにありません。 ですから、あくまで好きな人へのアプローチのレッスンだと考えて、ネット恋愛を楽しめば、それなりの恋愛テクニックの収穫はいっぱいあるはずです。 また、恋愛ネットだと自分のプロフィールや趣味欄に、「自分は囲碁が初段だから、できたら囲碁の強い人と交際したいです」とでも書いておけば、同じ趣味の男性から連絡がある可能性は高いでしょう。
★好きな人へのアプローチの基本の4点目は、恋人を異性の友だちから紹介してもらうことです。同性の友だちではダメです。 恋人がいないのなら、いろんな友だちから紹介してもらうのが一番安全で、確率の高いアプローチの方法だと思いますが、同性の友人に頼むのだけはやめておきましょう。 ★なぜ、同性の友だちに紹介してもらうのがダメなのかと言いますと @同性の友だちが、あなたに異性の友だちを紹介する場合、過去に何らかの関係があったか、あるいはなくても、男と女ですから、紹介したりしている間に、いろいろと恋愛感情が出てきて、あなたと友だちとの間で三角関係になってしまうケースがあります。 A友だちが紹介する場合には、自分自身のタイプでない場合が多く、どうしても二番手以下の男性を紹介することになりやすいで、大きな期待はできません。 B友だちが紹介した人は、どうしても以前から顔見知りであるか仲が良かった人がほとんどでしょうから、あなたとしては、いろいろと友だちと紹介された人とのことを疑ってしまったり、ヘンな嫉妬心にかられることだってあります。 このような@〜Bのような条件が重なりやすく、こんなことになりますと、お互いに気まずくなって友だち解消という事態にもなりかねませんので、同性からの紹介だけはやめておきましょう。 ですから、恋人を紹介してもらいたいのなら、あなたの異性の友だちに紹介してもらうのが賢明です。 恋愛運も勝負運でもそうですが、「勝ち馬に乗れ」という原則があるように、現在、恋に輝いて幸せ気分に浸っている異性から紹介してもらうのが良いです。 そういう人の周囲には、自然と幸せ気分の人が集まってくる法則があり、あなたが紹介してもらう場合にも、あなたにふさわしい恋人を紹介してくれる可能性が高いのです。
★好きな人へのアプローチの基本の5点目は、告白は初デートをしないことです。焦って告白すれば、失敗のリスクが大きいでしょう。 好きな人とのデートの約束が成功したなら、まず1回目に表面的な部分から相手の印象を決め、2回目に内面をじっくり観察します。 そして3回目に1回目と2回目の評価が正しかったかを確認し、その時点で相手への評価がほとんど決まります。 第一印象が一番重要で、初デートの日にほとんどの印象は決まってしまうものの、恋愛対象になるかどうかは3回目までのデートが勝負です。 たった1回のデートではつき合うかどうかまでの判断は難しいです。 そのため初デートで告白しようと考えるのは、ちょっと早いし無謀です。 あなたは相手のことをよく見ていても、まだ相手はあなたのことをそんなに知りません。 相手はデートを重ねて相手を見極めようとしているのに、いきなり初デートで告白してアプローチされたら驚いてしまうでしょう。 初デートで、だいたいの印象は分かったとしてもつき合うかどうかまでの判断まではできないので、本当ならつき合えたかもしれない人でも失敗に終わる可能性が高いです。 告白されてしまうと、後で返事をしようにも2回目のデートに誘うことができないので判断材料がとても少なくなってしまいます。そのため、残念ながら「今回はごめんなさい」というパターンが多くなってしまうのです。 焦る気持ちは分かりますが、初デートの勢いに乗って告白してしまうと失敗のリスクが高くなりそうです。 とりあえず3回目のデートが終わるまでは告白するのを待ったほうが良いでしょう。 相手も、3回目の時点ではあなたに対する評価が終わっていますので、きちんと判断した上でつき合うかどうか答えてくれるはずです。
★好きな人へのアプローチの基本の6点目は、ボディタッチで男と女に関係する恋愛テクニックとしては定番となっており、非常に重要なスキンシップであり、好きな人にアプローチするには最適な方法でしょう。 このテクニックはたとえ古典的ではあっても、男と女を親密にさせる恋愛テクニックとして外すわけにはいかず、男と女のその時の微妙なふたりの愛の呼吸を確かめ合うことができるアプローチ法です。 男性が女性にボディタッチするのは、男の常識ですが、逆に、男性にとって、女性からボディタッチをされることはめったにないので、女性からボディタッチをされただけで、その気になったり、ドキッとなったりと、男の本能は攪乱してしまってオロオロになるでしょう。 問題はボディタッチの方法ですが、ベタベタっとくっ付く感じではなく、サラッとタッチする感じが良いのです。 男に生まれて、女性にボディタッチされて嫌がる人はいないもので、それも髪の毛をそっと触られたり、あるいはスーツの肩にゴミが付いているのをそっと払ってくれたりするだけでドキッと胸をときめかせるものです。 言葉だけで口説ければそれが理想的ですが、甘いムードで大人の男女らしい触れ合いができるほうが、心理的距離が近づき親密になるスピードは速いです。 ただ、留意しなければならないのは、男性が女性にボディタッチをする場合には、親密になりたいという気持ちがあるのは確かですが、体の関係だけ親密になりたいということがあるからです。 ボディタッチの中でも、頭を撫でられたりポンっと触られたりする男性は、女性のことをかなり好意的に見ていて、子犬を撫でるような優しい愛情をもって接しています。下心はなく、ただ純粋に相手のことを可愛いと思ってしているので、これをされた時は素直に喜んで良いでしょう。
★好きな人へのアプローチの基本の7点目は、告白するときのテクニックを知っておくことです @告白は直接会って メールでは本心の1割も伝わらないことをご存知ですか。残りの9割は相手の態度と声の調子、表現などから伝わります。ですから、直接会って告白しないと男性の本当の気持ちは読めないのです。 告白は絶対に直面会ってすることです。 A告白失敗の逃げ道は作っておく 万一告白して失敗したら、次の日から顔を合わせているだけでつらくなり、仕事をいっしょにすることもイヤになって、会社を辞めてしまうというケースだってあります。 そこで、告白したとしても冗談にとられるような工夫をする必要があります。そのために、告白は野外のオープンなところで、しかも顔の表情がしっかり見える昼間、できるなら面と向かってではなく、横に座って告白します。 この三つの条件がすべてクリアする場所は、オープンカフェです。 B生理日前後を避けて告白 生理日前後は女性ホルモンがもっとも低下し、気持ちも素直になれず、美しさまでもが低下します。逆に、もっとも自分が盛り上がるのが生理と生理の中間の頃です。 まずは、自分のコンディションを上げるためにも、それに近い日を告白の日にしましょう。 C告白は秋から冬にかけてがベストタイミング 一般には知られていない事実を、ここでお教えしましょう。 人間は、秋から冬にかけての時期がもっとも人恋しく思うことが科学的に証明されています。さらに、人は何かの終わりが近づくと、なんとなく焦った気持ちになり、恋に陥りやすくなることも証明されています。 つまり、そろそろ1年が終わりに近づくという頃が、告白の時期としてはベストといえます。 |
|
||||||||||||||||||
Copyright (C)2015. 男心がわかる恋愛心理学講座.All rights reserved. |